フジイ金型設計部では、ダイカスト金型の鋳造欠陥の事前予測を目的に、 鋳造シミュレーションソフト「ADSTEFAN(アドステファン)」の導入を2016年春から進め、この度、正式稼働することとなりました。

(メーカーより許諾のうえ転載)
一般的な金型設計では、鋳造プロセスを設計者の勘や経験に頼ることが多く、試行錯誤を重ねて金型や鋳造方案の精度を高めていましたが、ADSTEFANの導入により「湯流れ」や「凝固過程」をシミュレーションし、その過程を三次元で視覚的に確認することができるようになりました。
これにより、ダイカスト金型の「湯回り不良」「引け巣」などといった課題の原因を明確にし、「ゲート位置/形状」「鋳込速度、湯温、型温」「押湯位置/大きさ」「冷却管の配置」「オーバーフロー」といった技術的解決案をより的確に、また短時間で提示することが可能になります。
この導入により、今まで以上に、新規製品の立ち上げ期間短縮や品質向上、コスト低減が可能になります。ダイカスト金型でお困りの方は、いつでもお気軽にフジイ金型までご相談ください。お待ちしております。
メーカー名 | 株式会社日立産業制御ソリューションズ |
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ソフトウェア分類 | CAE(Computer Aided Engineering) |
ソフトウェア名 | ADSTEFAN(アドステファン) |
仕様詳細 | https://info.hitachi-ics.co.jp/product/adstefan/ ※新しいウインドウで開きます |